私たちの会社では、皆さんに安全でおいしいとうふを食べていただくため
5つのこだわりを持って製造しています。
日本では、食品用の大豆消費量の約80%を外国産大豆に頼っている状況ですが、私たちは栽培履歴がきちんと分かる、国産大豆100%でとうふを製造しています。
たんぱく質含有量の多い地元の阿賀野市産大豆に、ショ糖が多く甘みの強い北海道産大豆をブレンド、とうふに適した配合にしています。
阿賀野市ささかみ地区には「名水七清水」と呼ばれる湧水があり、たくさんの人達が水を汲みに訪れています。とうふの約80%は水分で構成されており、美味しいとうふを作るためには良い水が欠かせません。
私たちの工場でも、とうふ製造には地下35mから汲み上げた五頭山系の伏流水を使用しています。
豆乳を固める凝固剤には、海水由来のにがり(塩化マグネシウム・粗製海水塩化マグネシウム)を使用しています。海水のミネラル分を含んだ天然にがりで、凝固反応が速いため製造には技術を要しますが、大豆本来の甘みを引き出したとうふが作れます。
また、にがりを乳化剤でコーティングした「乳化にがり」も使用していません。
大豆を煮る工程では多量の泡が発生するため、一般的には効率優先で消泡剤(泡を消す添加物)を使用します。
消泡剤は国に認可されている添加物ですが、私たちは余計な添加物は使わない方針のもと、消泡剤は使用していません。
豆腐製造の副産物である「おから」は、産業廃棄物として処分されることも多くあります。
私たちは、地域内での資源循環を大切にするため、畜産業者・農業者・堆肥センターと連携して飼料・堆肥として全量を再利用しています。